【アイルランドワーホリ】COVID-19 アイルランドに残った理由
Kia Ora！ずんだです＾＾
2020年ワーホリ組はご存知の通り…
ほとんどロックダウン生活で幕を開けました。
なんらかの理由で帰国せざる
負えなかった人もいることでしょう。
そんな中、あたしはアイルランドに
残ってワーホリをしています。
アイルランドに残った理由と
どうやって残ったのかまとめてみました。
アイルランドに残ったからどうこうと
いうわけではありません。
帰国した人も、その国に残った人も
それぞれの事情があると思います。
あたしはただただこの貴重な経験を
残しておきたいと思いました。
そして、おばあちゃんになった時に、
子どもたちに語り継ぐのが夢です！笑
さて、いってみましょう！
1．アイルランドに出発前
-2020年1月
中国でCOVID-19が猛威を振るいだし
英国のクルーズ船の乗客が横浜に船舶
大阪で患者が増える程度で
そこまで危機感はなかったと思います。
なんかやばいウイルスっぽいね
くらいの感じでした。
-2月
太平洋地域の島国が国境を閉鎖したり、
イタリアで猛威をふるい始めました。
それでも、フライトは飛んでいて
ヨーロッパへ行くことは可能でした。
不安な状況ではありましたが、
出国することは可能でした！
まだ、出国することに危機感を
感じるほどではなかったです。
実際に日本にも海外からの観光客が
たくさん来ていました。
アイルランドに出発する1週間前に
仕事を退職し、海外転出届をだして
何の迷いもなく出発しました！
いよいよ出発できるぞ！！と
新しい生活が始まることへの期待が
最高潮に高まっていました！
2．アイルランドに到着
-2月下旬
到着してから2週間自己隔離をしました。
2月末時点では、強制ではありませんでしたが
入国した人は隔離をしてくださいという
アナウンスが出ていたので、ダブリンで
2週間過ごしました。
この時のお家はMixBという日本人向けの
掲示板で見つけました。
ダブリンに滞在中は、アジア人への視線が
冷たかった気がします。
特に東アジア人の日本人、中国人、韓国人、
台湾人の見分けをつけるのは困難だと思います。
でも、何か悪い言葉を言われるわけでもなく
ただ視線が冷たかった思い出です。笑
この時はダブリンで感染者が増えてきて
いたので、ついにアイルランドでも
患者が増え始めたか！という感じで
危機感が出てきていたと思います。
3．ゴールウェーに引っ越す
-3月中旬
自己隔離が無事に終わったので
コネマラ地方でエクスチェンジワークを
するためにゴールウェーに引越しました。
このエクスチェンジワークは出国前に
決まっていました。
エクスチェンジ先と同じ系列のホステルが
ゴールウェー市内にあり、そこでオーナーと
話す予定だったので、向かいました。
しかし、チェックインの時に
エクスチェンジができる状態か確認するから
2、3日待って欲しいと言われ
なにやら怪しい雲行きに…
アイルランドにきてたったの2週間なのに
日本に帰るなんて絶対に嫌でした！
この時、ヨーロッパで国境閉鎖が始まって、
イタリアとスペインがパンデミック、
お隣イギリスとフランスも爆発的に
感染者が増えている状態でした。
チェックインから2日後、
オーナーと話すことができました。
しかし、ホステルを閉めるから
エクスチェンジをキャンセルさせてほしい
という最悪な状況に…
そして、オーナーから一言…
「This is world war Ⅲ. You should go back to Japan」
オーナーの優しさからの言葉だったと思いますが
ショックでした…そこまで深刻な状況なのか！？
と軽くパニックになりました。
アイルランドにきてたったの2週間なのに
日本に帰るなんて絶対に嫌でした！
幸いにも、ホステルをすぐ閉める訳じゃないから
日本に帰るフライトか、次の居場所が見つかるまで、
滞在しても良いとオーナーが言ってくれたので、
ホームレスにならずにすみました。
4．ゴールウェーに残る
-3月中旬
アイルランドにきてたったの2週間なのに
日本に帰るなんて絶対に嫌でした！
オーナーからの宣告後、死に物狂いで
エクスチェンジワーク先を探しました。
この状況がいつまで続くかわからなかったので
家賃を払って家に住むよりは、少しでも
お金がセーブできるエクスチェンジに
絞りました！
日本へのフライトはエクスチェンジ先が
見つからなかった時の最終手段にしようと
思ったので、フライトは調べなかったです！
とにかくゴールウェー市内もしくは
ゴールウェー近くに街でホストを絞って
探し、メッセージをしまくりました。
メッセージを送りまくって1時間後に
ゴールウェー市内に住んでいる
アイリッシュファミリーから返事が！！！
今の自分の状況を細かく伝えました。
2週間前にアイルランドに入国し、
自己隔離期間は済んでいること。
咳、熱等のCOVID-19ぽい症状は
全くないこと。
明日からでも働きだすことができること。
とにかく必死でした。笑
そして、数通メッセージをやりとりして
エクスチェンジワークの承諾を得ることができ
アイルランドに残ることが決まりました！
やりましたぁぁぁぁ！！！！
目から大量の汗があふれ出てきて…笑
ホステルのキッチンでひとりで
泣いてました。笑
5．ゴールウェー生活始まる
-3月中旬
引っ越しの当日、やっぱりキャンセル！が
起きないかと、どきどきしながら迎えを
待っていました。
無事にホストマザーが迎えに来てくれて
お家に向かっている車内でどうして
受け入れてくれたのかを聞くと…
テキストでのやり取りがスムーズだったのと
2週間の自己隔離をしていたことが
決め手になったそうです！
この時、他にもたっくさんのメッセージを
受け取っていたそうです。
でも、あたしがメッセージを送ったのが
早かったそうで…タイミングって大事ですね！
アイリッシュファミリーもCOVID-19の
影響を受けていて、学校が休校になったり、
突然の環境変化で子どもたちがストレスフルで
騒ぎまくったり…とにかくすごい状況でした。
あちら側も、落ち着かない状況なのに
受け入れてくれたことに本当に感謝しました。
しかし、安心したのもつかの間で…
アイリッシュファミリーとの
ロックダウン生活が始まりました！ 笑
街は静かだったロックダウン…
しかし、家の中は…
5．まとめ
ヨーロッパでパンデミックが起き
次々に国境閉鎖、そして帰国の判断を迫られる
こんなに深刻な状態になるとは、出発前に
想像が出来ませんでした。
その場、その場での一瞬の判断で自分の命に
関わる選択を迫られたのは28年生きていて
初めての体験でした。
そんな危機迫った状態でも
アイルランドにきてたったの2週間なのに
日本に帰るなんて絶対に嫌だ！！
帰りたくない！というただひとつの理由で
アイルランドに残りました。
きっと、感染した時のリスクを考えて
帰国した方もいると思います。
百年に一度の世界恐慌で、どの判断が
ベストだったのかはわからないと思いますが
自分の命を守る行動がベストな行動だったので
ないでしょうか。
結果として、アイルランドに残って
良かったと思っています。
まだCOVID-19の感染リスクが
完璧になくなった訳ではありませんが
残ったからこそ出来た経験がたくさんあります。
このCOVID-19とロックダウン生活を
少しづつまとめていきたいなと思っています！
COVID-19生活シリーズ化です！
おばあちゃんになって忘れた時に
読み返そうと思います。笑
以上です！
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました＾＾
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